About

Oita Picklesは規格外野菜の新しい使い道を開拓するために、2020年に大分県中津市で立ち上げたプロジェクトです。

私は大学卒業を機に、地元大分県を離れ、大阪の産業廃棄物処理会社からキャリアをスタートさせました。当時はエコやリサイクルに特に興味があったわけではなく、海外事業の立ち上げメンバー募集のメッセージに惹かれて入社を決意しました。

しかし、ごみ処理を仕事にしてみると、日々排出されるごみの量に驚いた反面、しっかりと分別すれば資源として使える物もたくさんあると知りました。

3年半勤務しましたが、もっと新しい切り口でごみ問題の解決に取り組みたいと思い、2018年に合同会社ビジョナリープロジェクトを起業。本来捨てられるはずだったモノを素材とした商品開発である「アップサイクル」事業を開始しました。

創業当初はファッション分野でのアップサイクルを中心に事業展開をしていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を機に、「もっと食品ロスに寄り添いたい」と思うようになり、食のアップサイクルに方向転換。

大きさや形が不揃いなのを理由に廃棄される「規格外野菜」を活用する「Oita Pickles」プロジェクトを2020年に開始しました。

農業に関われば関わるほど、規格外野菜や売れ残り野菜の量に驚かされます。全ての余り野菜をピクルスとして販売することはできません。

しかし、Oita Picklesを通じて、規格外野菜や食品ロスに取り組もうと思える人を少しでも増やせるように、できることから一歩ずつ行動を続けて行きます。

Oita Pickles/大分ピクルス
代表 林 勇士